妻有での作業から帰って10日が経ちました。
ようやく新潟でも梅雨が明けたようです。
新聞などで紹介されたこともあり、wastedへの来場者は日ごとに増えているようです。
さて、妻有では壮大なインスタレーションの設営というダイナミックな力作業の他、細かい作業の積み重ねもありました。
ドレスが織りなす壁の仕上げのため、ドレスを1枚ずつネットに結びつける、時には結び目をほどき最初からやり直し、また糸と針を使って細かい部分を縫いつけたり…。
このほか、プロジェクト参加希望者にお贈りするための白絹ドレスを1枚1枚丁寧に折りたたみ、袋に詰める作業も行いました。
このプロジェクトにとってインスタレーションと同様に大事な、参加者による「ひとりのパフォーマンス」が世界中に紡いでいく「つながり」を思いながら、真夏の体育館でドレスをたたみました。
photos by Catalina Feres
参加者には、作家と同様に白絹のドレスを身につける体験を通して、自分の中に芽生えた思いを作家に伝えていただきます。
参加を希望される方には新潟のインスタレーション会場でドレスをお渡ししています。
また、wastedウェブサイトからの参加お申込みも受け付けています。
市村貴絵
wasted日本実行委員会
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