March 21, 2011

Please Save JAPAN-2




21 March 2011

1月に帰国したときに、仙台で毎年お仕事をご一緒する吉川由美さんと長い時間お話しする機会がありました。彼女はそのとき仙台から近い漁村でのプロジェクトの話をしておられ、その美しく、でも保守的な村に嫁いだ女性たちが悩みを抱えながら、アートプロジェクトを通して何かに目覚めて行く姿を誇らしそうに描写なさっていた。地震後のニュースはおっていたにもかかわらず、不覚にもその漁村が南三陸だという事に気づくまで数日掛かりました。津波で押し流され、一瞬に泥に埋まって映像と、お話に聞いていた豊かな海の街とが全く結びつかなかったから。
ところで「日本は豊かな国だから外国からの金銭的援助は必要ない。」「進んだテクノロジーを持っているから,外から技術は必要ないだろう。」と公に言ってるオランダ人が少なからずいます。おそらく彼らも安全で、自然に恵まれ、美味しいものにあふれ、一度は観光で訪れたいと思っている日本と、ニュースで繰り返されている、自然に破壊されたしまった土地とが、まだうまく結びついていないのかも知れない。

電気、水、食料、何も不自由もなく、今日も普通の生活を送れるこのオランダで私達に僅かながらでもできることは、つらい時間をおくっている人が大勢いる事を他に伝え、募金を呼びかける事だと思います。
赤十字が日本に義援金の受付をしています。下記のページから簡単に送金できます。

Rode Kruis Nederlands
日本赤十字
American Red Cross

くりかえし、くりかえしまわりに声をかけていきませんか?
向井山朋子

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