August 25, 2009

a dress for YOU?

 
ドレス、差し上げましょうか?

越後妻有トリエンナーレで展示が行われているwasted、そのインスタレーションを形作っている白い絹のドレスを1枚差し上げます。

月のものを迎えたら、静かな時間にそのドレスをまとって経血をつけてください。
血の付いたドレスは返却していただくなくても結構です。
額に入れるなり、燃やすなり、捨てるなり、どうぞお好きになさってください。
ただし、そのときあなたのからだがあなたに語りかけるだろう、その言葉をかたちにしてお送りください。
映像、写真、テキスト、あなたが一番表現しやすい方法でお送りください。
それは12月にインドネシアで行われるwastedのオープニングのコンサートの素材となり、バッハの鍵盤音楽と組み合わされて発表されます。
ピアノともにパズルのように組み合わされていく、女性たちの想い。

どこへ行くでもない、しかし遠くに向かう、長い旅であるwasted、その切符、白いドレスを差し上げます。

ご希望の方は、公式サイトからお申し込みください。

向井山朋子

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